今回紹介するのは福岡県にある「やながわ有明水族館」です。
2016年10月にリニューアルオープンした水族館で、「子ども達が生き物に興味を持つきっかけになってほしい」という願いが込められています。
▼やながわ有明回水族館の館長である亀井さんの著書です
「やながわ有明海水族館」の基本情報
福岡県柳川市にある「やながわ有明海水族館」は、手作り感が満載の小さな水族館です。これは水族館自身も自称しており、確かに小さいのですが、逆にそれが楽しめるポイントとなっています。
入場料金は大人300円ととても安価です。
水族館の展示のメインは地元の生き物で、有明海のワラスボやムツゴロウに加えて、市内の掘割に住む魚が紹介されています。また、他にも白いスッポンなどユニークな生き物も展示の目玉となっています。
また、館長である亀井さんは2023年に大学生になったばかりで、元々はお客さんとしてこの水族館に通っていました。夢中になって何度も通ううちに艦長になったという、なんとも面白い経歴の持ち主です。
見どころ①「地元を感じられる展示達」
最初に紹介する見どころは「柳川市の地元を感じられる展示達」です。やながわ有明海水族館は、地元である柳川に生息する魚達や、有明海に生息する生き物を展示しています。
川魚としては、絶滅危惧種となっている魚を含め、ニッポンバラタナゴやアリアケギバチ・オヤニラミなどが、海の魚としてはワラスボやムツゴロウ・シオマネキなどが展示されています。
小さい水族館ではありますが、その分工夫を凝らして地元の自然を感じられるようになっています。
また、えさやり体験・貝がらアート作製・オリジナルステッカーやトートバッグ作成など、ワークショップ的な楽しみも充実しているので、ぜひ体験してみてください!
見どころ②「ユニークな生き物もいる」
続いての見どころは「特徴的なユニークな生き物の展示」です。地元の魚だけでなく、少しユニークな魚達も展示されています。
最初の方でも少し触れましたが、例えば「白いスッポン」や「白いナマコ」が住んでいます。
アリゲーターガーやブラックバスなどの外来種も展示されており、飽きない工夫がたくさん施されていますね。
地元の魚はもちろん、少し変わった生き物達もぜひみていってください!
見どころ③「NPO法人が運営する水族館」
続いての見どころは、NPO法人である「SPERA森里海 時代を拓く」が管理運営しているという点です。
この団体は、2013年に柳川市にある「さいふや旅館」を事務局に発足したNPO法人で、有明海の再生・柳川市内の掘割へのウナギ復活、それらを通じた若者と自然とのつながり形成を目標に活動しています。
もともとは「おきのはた水族館」として2010年にオープン、館長の入院により閉鎖した後、学生が運営する「有明塾海」という団体が新たな運営者として名乗りをあげて「やながわ有明海水族館」として2016年にオープンしています。
そして、足元はNPO法人「SPERA森里海 時代を拓く」が管理・運営を行っているという流れです。今後も持続的に水族館運営がなされていくことを望みます!
ショップ・レストランの見どころ
レストランはありませんが、水族館の2階では水族館のグッズ販売も行われています。また、オンラインショップ「WARASUBO屋」もあるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!
上記写真はオリジナルステッカーです。とても可愛いですね。。。
気になる細かい情報たち
水族館に細かい情報をこちらに載せておきます。使ってください。
所要時間はどのくらい?
観て回るだけなら30分程度で楽しめるぐらいの大きさです。
駐車場はある?
水族館に駐車場がありますが、小さいので近くで駐車場を探すのがオススメです。
授乳室はある?
授乳室はありません。
コインロッカーはある?
館内にコインロッカーはありません。
ベビーカーのレンタルはしている?
ベビーカーのレンタルはありません。
車イスのレンタルはしている?
車椅子のレンタルはありません。