群馬県は日本の中でも数少ない内陸地にある県なので、海がありません。決して水族館がないわけでは無いのですが、立地が影響して、大きな水族館もありません。
しかし、少しだけ視野を広げてみると、周りの県内には大きな水族館がたくさんあります。
ということで今回は、群馬県からアクセスの良い水族館(車での所要時間が最大約2時間)を10個紹介します!どの水族館もそれぞれのカラーがあり、楽しめるところばかりなのでぜひ行ってみてください。
群馬から近い①:道の駅 水紀行館 水産学習館(群馬)
最初に紹介するのは、群馬県内にある「道の駅 水紀行館 水産学習館」です。規模は小さめですが、道の駅に併設されている水ので、全体で楽しめる水族館です。
水産学習館は、利根川に生息する淡水生物をメインに展示しています。名前に「学習館」とあるように、生き物を観察・学習できる設備が整っています。
皮膚の角質を食べてくれる「ドクターフィッシュ(ガラ・ルファ)」の展示や、「マスのつかみ取り体験」は、実際に生き物に触れられるので、体験学習にもってこいです!
また、淡水魚には珍しいトンネル水槽や、リアルな渓流水槽もあるので、小さいながらも楽しめる施設となっています。
群馬から近い②:桐生が岡公園 水族館(群馬)
続いて紹介するのは、こちらも同じ群馬県内にある「桐生が岡公園(動物園)の水族館」です。桐生が岡公園内にある動物園の中に建てられているコンパクトな施設です。
この水族館は、水族館と呼ぶにはかなり小さな施設ですが、せっかく群馬県にあるということで今回紹介しました。展示されているのは「アジアアロワナ」や「ピラニア」といった外国の淡水魚がメインです。
桐生が岡公園自体は、桐生市によって運営されています。そのため、この公園の中にある遊園地・動物園・そして水族館も無料で楽しむことが出来ます!
無料とは思えない充実っぷりなので、ぜひ行ってみてください。
群馬から近い③:さいたま水族館(埼玉)
続いて紹介するのは埼玉県にある「さいたま水族館」です。羽生水郷公園の中にある、淡水魚メインの水族館です。
さいたま水族館は、埼玉県内の荒川に住む生き物達をメインに展示している水族館です。国指定の天然記念物である「ミヤコタナゴ」や、県の魚である「ムサシトミヨ」をはじめとした約70種類が住んでいます。
また、国内の淡水魚だけではなく「サカサナマズ」や「カイヤン」「レッドテールキャット」といった、世界中の淡水に住む魚達にも会うことが出来ます。
羽生水郷公園には、大きな池や植物園などリアルな自然もたくさんあるので、そちらも合わせて楽しむのがオススメです!
群馬から近い④:サンシャイン水族館(東京)
続いて紹介するのは、東京都のサンシャインシティにある「サンシャイン水族館」です。都会のオアシスとして愛されている、ビルの中の水族館です。
サンシャイン水族館は、年間150万人近くの来場者数を誇る人気水族館で、ビルの中にあるという立地の悪さにも関わらず、さまざまな工夫を凝らしてその弱点を克服しています。
「空を泳ぐペンギン」や「サンシャインラグーン」2020年にオープンした「海月空間」など、どれも非常に見応えのある展示なので、ぜひ行ってみてほしい水族館です。
そこまで大きい水族館では無いのですが、来場者数が多く混むことが多いので、もし可能であれば朝一や平日の夜が狙い目です。
群馬からも1時間半程度の距離なので、気軽に行ける水族館と言えます!
群馬から近い⑤:アクアリウムさがみはら(神奈川)
続いて紹介するのは、神奈川県にある「相模原ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」です。相模川に生息する生き物の展示がメインの科学館と水族館が融合した施設です。
アクアリウムさがみはらには、相模川の水源から河口までを再現した水槽をはじめとした、地元の自然を紹介する展示が充実しています。また、「科学館」と銘打っている通りで、大型モニターやさまざまな実験装置などを通じて、相模川の生態を学ぶこともできます。
エサやり体験やワークショップも用意されているので、子供と一緒に自然を学ぶのにとてもオススメです。公営施設なので入場料が安いのも嬉しいですね!
神奈川県は遠いイメージがあるかもしれませんが、群馬からは2時間以内で行くことが出来ます。
群馬から近い⑥:なかがわ水遊園(栃木)
続いて紹介するのは、栃木県にある「なかがわ水遊園」です。東京ドーム5個分という広大な公園の中にある、日本最大級の淡水魚水族館です。
なかがわ水遊園は淡水魚の展示をメインとしており、地元那珂川の美しい生態系の展示や、世界の川に住む淡水魚達を楽しむことが出来ます。特にチューブ型のトンネル水槽には「ピラルク」や「ピラニア」など約100種類の淡水魚が泳ぎ回っており、その景色は圧巻です。
また、なかがわ水遊園の公園内には「つかみどり池」や「つり池」などが楽しめたり、お土産・食事処などが別途用意されているので、1日いても飽きないような施設となっています。
群馬からは2時間弱ですが、日帰りで1日遊び尽くせる施設となっています!
群馬から近い⑦:さかなと森の観察園(栃木)
続いて紹介するのは、栃木県日光市にある「さかなと森の観察園」です。ここは水産研究・教育機構の広報施設で、主に「サケ・マス類」が展示されています。
さかなと森の観察園は、水産研究・教育機構の研究施設の一部を一般公開している施設です。「水産研究・教育機構」は、水産庁が所管の国立研究開発法人で、水産業に関する技術向上のために、試験・研究・教育などを行っている団体です。
中禅寺湖にしかいない「レイクトラウト」をはじめ、「サクラマス」「ヤマメ」「アマゴ」「イワナ」など、多種多様なサケ・マス類に出会うことが出来ます。
群馬からは2時間弱と若干遠いですが、池の水が綺麗で周りも自然に囲まれているので、ゆったりと過ごしたい方々にオススメです!
群馬から近い⑧:すみだ水族館(東京)
続いて紹介するのは、東京県墨田区にある「すみだ水族館」です。スカイツリータウンの中にある水族館で、毎年の入場者数はTOP10に入るほどの人気施設です。
すみだ水族館は、ペンギンを筆頭に生き物との距離が近いことが魅力です。また、入ってすぐのテラリウムなど、洗練されて美しい展示が豊富な水族館です。また、2020年にクラゲ展示をリニューアルするなど、新しい魅力もどんどん取り入れています。
ビルの中にある水族館ですが、中に大きなサメである「シロワニ」が泳いでいる「東京大水槽」は、しっかりと迫力があります。水槽前に椅子があるのでゆっくり休むこともできますよ。
群馬からは2時間弱と遠目ではありますが、スカイツリーを同時に楽しめる施設でもありますし、浅草も距離的にかなり近いです。そのため、周辺施設の観光も合わせて訪れるのがオススメです。
群馬から近い⑨:葛西臨海水族園(東京)
続いて紹介するのは、東京都にある「葛西臨海水族園」です。水量2,200tを誇る大水槽「アクアシアター」で泳ぐクロマグロが有名な水族館です。
「葛西臨海水族園」は、クロマグロが観られることで長年愛されている、東京都立の水族館です。100尾を超えるクロマグロが群れをなして泳ぐ姿は圧巻で、「葛西臨海水族園」でしか見ることが出来ません。
群馬から行くことを考えると、東京にある水族館の中では「サンシャイン水族館」や「すみだ水族館」よりも若干遠めですが、水族館としては入場料が安いこと、周りに自然が多いことなどがオススメポイントです。
電車で一駅行けばもうディズニーランドなので、一緒に楽しむ、というのも一つの旅行プランとしてありかもしれません!
群馬から近い⑩:アクアワールド・大洗水族館(茨城)
続いて紹介するのは群馬県の隣、茨城県東茨城群にある「アクアワールド・大洗水族館」です。北関東で一番大きい水族館で、サメ・マンボウの展示が有名です。
「大洗水族館」は、サメの飼育種数が日本一の水族館で、サメ好きにはたまらない水族館として認知されています。また、マンボウの展示にも力を入れており、多くのマンボウが大型水槽でゆったりと泳ぎ回っているのはかなり珍しいことです。
茨城県の海沿いにあるので、隣県といえども若干遠いかとは思いますが、スムーズに行けば前橋から2時間ちょっとです。日帰りでも楽しめる大型水族館なので、水族館に行きたい人にとてもオススメです。
海の生き物を堪能したい人は、ぜひ行ってみてください!近くにリアルな海もあるので、そちらも一緒に楽しめます。
まとめ:水族館に行こう
今回は群馬県から近い・アクセスの良い水族館を紹介してきました。ただ、実際の道路環境によっては、別の水族館(例えば新潟県いある水族館)の方が近いということになるかもしれません。
日本の水族館は下記の通りまとめているので、ぜひお気に入りの水族館を見つけてみてください!
コメント