今回は誰でも簡単にできる「水族館での写真を綺麗に撮るためのコツ」を、皆さんに紹介したいと思います。
一眼レフを扱う際のF値とかホワイトバランスとか、そんなの分からないし考えるのもしんどいという方向けの記事です。
ちょっと意識を変えるだけで綺麗な写真が撮れるので、ぜひ実践してみてください。
コツ①「アクリルガラスとの角度を意識」
まず大切なのは「アクリルガラスとの角度を意識すること」です。アクリルガラスによるゆがみを抑えるだけで、写真が綺麗になります。
水族館で写真を撮るとき、私たちと生物の間には基本的にアクリルガラスがあると思いますが、アクリルガラスは(水槽の大きさにもよりますが)皆さんが思っているより分厚いです。
そのため、斜めに魚を観てしまうと、ちょっとぼやけたり、ゆがんだりしてしまいます。
このゆがみや違和感はアクリルガラスとの角度を、直角(90度)にすれば解消されます。そのため、写真を撮る際はできるだけアクリルガラスとカメラレンズとの角度を直角にしましょう。
コツ②「周囲の光を意識」
続いてのコツは「周囲の光を意識すること」です。周りの光がアクリルガラスに映り込まないよう意識すると、写真が綺麗になります。
水族館は比較的薄暗くなっていて、水槽の光だけでなく、掲示板の光や非常口サインの光が目立ちます。
写真を撮る際に何も意識しないと、こういった光ったものがアクリルガラスに反射して写ってしまいます。
魚ばかりに気を取られて、撮れた写真の一部に「非常口の緑のサインが…」なんてことにならないように意識しましょう!
コツ③「アクリルガラスに近づく」
続いてのコツは「アクリルガラスに近づくこと」です。できるだけ水槽に近づくことで、アクリルガラスとの角度と反射する光の両方が一気に解消できます。
水槽全体を撮りたい場合は使えませんが、生物を撮りたい場合はできる限りアクリルガラスに近づいたほうが写真は綺麗になります。
その理由はこちらの通りです。
- アクリルガラスとの角度が直角になる
- 周囲の余計な光が映らなくなる
コツ①や②を意識するのが面倒なら、できるだけアクリルガラスに近づいてしまいましょう。
コツ④「人工感の強いものを避ける」
続いてのコツは「人工感の強いものを避ける」ということです。自然を感じないものがたくさん入ると、違和感の強い写真になってしまいます。
人工感の強いものというのは、水族館や水槽にもよりますが「パイプや青い壁、海藻に似せた作り物など」です。こういった人工物が一緒に写り込むと、チープな感じがしてあまり綺麗になりません。
水族館は自然の中では無いですが、自然を上手く模した展示がたくさんあります。自然を切り取ったような写真は綺麗に写りやすいので、少し心がけてみてください。
コツ⑤「緑・青が多い場所で撮る」
続いてのコツは「緑・青が多い場所で撮る」ということです。緑色が多く使われる場所は自然感が強く、全体的に青色が多い場所は幻想的に見えます。
水族館で写真を撮る際に綺麗に撮れる場所は、植物の緑が多い場所や、青色の幻想的な光が広がっている場所です。
そのため、こういった場所を探すのがオススメです。特に淡水魚の展示スペースには緑が多い場合が多く、都会の水族館には幻想的な青い場所が多いです。
コツ⑥「粘る」
最後のコツは「とにかく粘る」ということです!精神論になるかもしれないですがこれはかなり大事です。笑
水族館で写真を撮る場合、基本的に被写体は動いていることが多いはずです。そうなると、自分の思った通りの角度やポーズを撮るのがなかなか難しいと思います。
これを解消するために必要なのは、「ひたすら粘る」ことです。いつかはあなたの希望の瞬間が訪れると信じて粘る。
いつかは綺麗で思った通りの写真が撮れると思宇野で、ぜひ頑張ってみてください。笑
フラッシュは使っていいのか?
水族館で写真を撮る際に、「フラッシュを使って撮っていいのか?」と気になっている人がいるかもしれません。
一部の展示では「フラッシュ禁止」と書いてあったり、何も書いてない場所もあったりで、迷いますよね。フラッシュに関しては、禁止と書いていなければ、基本的に使ってもOKです。
ですが、個人的にはフラッシュは常にオフにした方が良いと思います。
フラッシュが強く影響する魚もほとんど影響しない魚も両方いるので、万が一が起きないように準備した方がいいと思います。
それに綺麗な写真を撮るためには、フラッシュは無いほうがいいです。フラッシュは人工感が強いからです…。
まとめ「水族館に行ってみよう」
今回は誰でも簡単にできる「水族館での写真を綺麗に撮るためのコツ」を6つ紹介してきました。
実際に水族館に訪れて、6つのコツを意識しながら綺麗な写真の撮影にトライしてみてください。
それぞれの水族館の見どころや、一人で水族館に行った際の楽しみ方はこちらにまとめているので、ぜひ読んでみてください。
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