今すぐ「ラッコ」に会える日本の水族館を徹底解説!

タキ
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こんにちは、タキです。

この記事では「どの水族館に行けばラッコに会えるのか」を詳しく解説しています。

ぷかぷか浮かぶ姿が可愛いラッコですが、日本で観られる水族館は4館だけ!

その4つについて解説していきます。後半ではラッコの特徴についても紹介しています。

記事を読んだ後は、ぜひ水族館へ行ってみてください。

目次

ラッコに会える①「鳥羽水族館」

まずは三重にある「鳥羽水族館」です。

こちらは日本で一番飼育種数が多い水族館。生き物好きは行っておきたい水族館です。

鳥羽水族館には約1,200種類の生物がいます。魚だけでなく、哺乳類や鳥類・両生類など、そして深海生物もたくさんいます。

特に珍しい生き物だと「ジュゴン」がいます。日本では鳥羽水族館でしか会えません。

そんな数々の生き物のなかに「ラッコ」も含まれています。見逃さないようにしましょう。

入場料金は大人2,500円と結構高めですが、たくさんの珍しい生き物に会えるのでその分満足できるはずです。

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ラッコに会える②「アドベンチャーワールド」

続いては和歌山にある「アドベンチャーワールド」です。

パンダが有名ですが、海の生き物もたくさんいる施設です。

入場料金は大人4,800円とかなりお高いですが、規模が非常に大きいため丸一日遊びまわることができます!

サファリパークのような一面を持つアドベンチャーワールドですが、イルカやアシカ、ペンギンなどにも出会えます。

海獣達のパフォーマンスはここの魅力の一つです。見逃すことはできません…!

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ラッコに会える③「須磨海浜水族園」

続いては兵庫にある「須磨海浜水族園」です。

「スマスイ」の名で親しまれる水族館です。

入場料金は大人1,300円と水族館らしい値段ですが、規模が大きいのでしっかり元が取れるとはずです!

須磨海浜水族園は「生きざま水族館」として生き物の生きざまを魅せる水族館です。特に「さかなライブ劇場」は見逃せません!

展示の規模もかなり大きく、「海の生き物も・淡水の生き物も・ショーも」総合的に充実した水族館となっています。

「ショーも含めて、全部ゆっくり見たい!」という場合は、半日ほど時間を空けるのがオススメ。

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ラッコに会える④「マリンワールド 海の中道」

続いて福岡にある「マリンワールド 海の中道」です。

「九州の海」をテーマとした水族館です。

入場料金は大人2,350円とちょっとお高めですが、その分規模は大きく大型水槽も多いので、ゆったりと長時間楽しむことができます。

マリンワールドは2017年にリニューアルを行い、水族館プロデューサーの中村元さんも携わりました。

リニューアル後は、水の浮遊感や癒しを存分に味わえる展示が充実しています!九州の海を体全体で感じてみてください。

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ラッコの基本情報

比較的寒い地域に生息しているラッコ。

日本でも北海道で確認されていますが、野生で見るのはなかなか難しいです…。

ラッコは毛に特徴がある?

ラッコの手には体毛がないんですが、それ以外の部分の体毛密度はとても高くて、哺乳類のなかでも抜群に多いです。

その数なんとおよそ8億本!

ちなみに一般的な人の髪の毛の本数は10万本です。なぜこんなに多いのでしょうか?

理由は主に2つあります!

一つは体温が奪われるのを防ぐためです。寒い地域でも暖かくいられるように、たくさんの毛で自分の体を守っています。

もう一つは水の上でずっと浮いているためです。体毛がぎっしり生えていることによって、毛と毛の間に空気が入り込む層ができています。

8億本もの体毛たちが浮袋の役目を果たしている、というわけです!

ラッコは体毛のケアが大事?

ラッコの生活は「寝る」「食べる」「毛づくろい」この3つで構成されています。

「え、毛づくろい?」と思った方もいるはず。

その理由は、水に浮く能力を維持するために「毛づくろい」が非常に重要だからです。

毛の汚れを落として清潔に保つことで空気が毛の間に入りこむようになり、浮力を保つことができるんです。

この特徴によって、ラッコはキレイ好きな動物とも言われます!

ラッコにはこだわりがある?

ラッコはこだわりが強いことでも知られている動物です。

お気に入りの石や氷などを見つけると、それを決まった場所に隠したり、体のポケットに隠し持っていたりします。

また食べ物にもこだわりがあります!

主食は甲殻類、貝類、魚類など幅広いですが、個体によって好き嫌いがはっきりしてます。

好きなものばかり食べる、偏食家な一面があるのも特徴です。人間みたいですね。

ラッコは「絶滅危惧種」?

1983年に日本で初めて一般公開されたラッコは、可愛らしい見た目ですぐに水族館の人気者になりました。

ピークの1994年には国内のラッコは122頭にまで増えました。

しかし、毛皮目的での乱獲や環境汚染の影響で野生のラッコの数は次第に減って行き、今では絶滅危惧種に指定されています。

輸入の規制が厳しくなったこと、もともと繁殖が難しい生き物であることなど、様々な理由で国内のラッコの数も減少しました。

その結果、現在日本でラッコに会える水族館は4つしかありません。とても貴重な動物なんです!

まとめ:ラッコに会いに、水族館へ!

今回はラッコに会える水族館を紹介してきました。

ぜひ実際に行ってみて、彼らの可愛さを生で感じてみてください。

他にも珍しい生き物に会える水族館を紹介しています。ぜひこちらの記事をどうぞ!

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この記事を書いた人

水族館や深海魚・水産に関わることなどが大好きです。
今は社会人3年目で、働きながらブログをちょこちょこと書いています。

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