日本は立地にも恵まれてかなり深海の研究が盛んです。
しかし、どんな大学で深海・深海魚の研究がされているか知らない人も多いと思います。
ということで今回は、「深海魚や深海そのものについて研究を行っている大学や施設」を紹介します!

日本は深海・深海魚の研究が進んでいる?

日本は立地に恵まれていることもあり、他国と比べて非常に深海研究が盛んな国でもあります。
日本の海の広さは世界で第6位ですし、そのほとんどは深海(水深 200 m以下)に分類されます。
さらに、水深 5,000 m以深の海水堆積で考えると日本は世界で1位を誇っています。
そのため、多くの大学で深海魚の研究も行われています。もちろん深海そのものについての研究も多いです。
ということで、そんな未知の世界を研究している大学や研究施設を紹介していきます!
深海魚・深海の研究を行う大学・研究施設一覧

深海魚や深海の研究を行っているのは、以下のような大学や研究施設です。
しかし、深海に関する研究を行う教授がいなくなれば、そのテーマもなくなってしまうことがあるので注意が必要です!
逆に言えば、現在深海研究が盛んではない大学でも、深海魚研究ができる可能性はあるということです。
深海と言えば駿河湾や相模湾が有名なので、その近くにある大学は深海魚研究がしやすいです。(東海大学や東京海洋大学など)
特にJAMSTECは「しんかい6500」をはじめとした様々な研究機器を持っており、深海の研究には強みがあります。
深海の学術的な研究がしたいという人は、最終的にJAMSTECを目指すのが王道と言えます(日本では)。
深海・深海魚の研究をしたいなら

一言で深海の研究と言ってもその方法は様々あります。
もし、あなたが深海魚研究に携わりたいと考えているなら、自分がどんな研究がしたいのか考えておくべきです!
- 深海魚の食用利用
- 深海魚の遺伝子解析
- 深海魚のタンパク質分析
- 深海魚の水圧適応機構
- 深海魚の生活史
- 深海魚の分類 などなど
パッと思いつくだけでもこんな感じです。さらに対象種などを考えていくと、研究テーマは無数にあります。
すぐに決められないという人もいるかもしれませんが、勉強しながら自分の興味を絞っていくと良いと思います。
そして、その研究が可能な大学や研究施設を目指しましょう!
まだまだ分かっていない事がたくさんあるので、ロマンはたくさんあると言って良いですね!
まとめ
今回は深海・深海魚の研究を行っている、大学や研究施設について紹介してきました。
深海は海の約95%を占めており、まだまだ未知の部分が多い場所です。
今後も様々な研究が進んでいく事でしょう。
よければあなたも深海研究にトライしてみては…?
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