
こんにちは、タキです。
このページでは、深海に関するよくある質問をまとめてみました。
ここを読むことで、深海の基本的なことは理解できるはずです。
もっと詳しく深海について知りたいという人は、本を読むことをオススメします!
深海って何mから?
実は厳密な定義はありませんが、一般に「 水深 200 m以上」を深海としています。
深海魚ってなに?
正直、深海魚の定義はかなり難しいです。
人生(魚生?)のなかで深海に住む時期がある魚や、深海に行くことがある魚は「深海魚」と言えます。
しかし、クロマグロなどのメジャーな魚も深海魚に入れるのか、は難しいところです!
ただ、個人的には深海に行く(行ける)魚は、全部深海魚と言っていいんじゃないかと思います。
深海魚の顔が怖いのはなぜ?
エサが少ない深海で、効率よく生きるために独自の進化を遂げたからです。
大きな獲物を捉えるための巨大な口や、捕らえた獲物を話さないための牙など。
このような独自の進化が、結果的に怖い顔に繋がっています!
深海に太陽光は届くの?
深海にも太陽光は届きますが、最大でも約1,000mと言われています。
これ以上深くなると光が届かない真っ暗闇になってしまいますが、深海には生物発光がたくさん見られます!
深海でも光合成できるの?
植物が光合成するためには一定の光の量が必要なのですが、その光が届くのは水深約200mです。
深海の一般的な定義が水深200m以上なので、基本的に深海では光合成はできないということになります!
深海生物が光るのはなぜ?
以下にまとめたように、大きく5つの理由があるとされています。
- 光で身を隠す
- 敵の目をくらませる
- 仲間とコミュニケーションをとる
- 周囲を照らす
- 餌をおびき寄せる
深海って海の中のどれぐらい?
海の平均水深はなんと約3,800m、そして深海は水深200mより深い場所です。
ここから計算すると「海の約95%は深海」ということになります。
実は、海のほとんどが深海なんです!
深海で一番深い場所はどこ?
世界で一番深いのは「マリアナ海溝」にある「チャレンジャー海淵」と呼ばれる場所です。
その深さは「約10,900m」です。
世界一高いエベレストがすっぽり入る、そんな深い海が地球には存在しています!
深海で一番深い場所にいる魚は?
世界で一番深い場所にいる魚は「マリアナスネイルフィッシュ」です。
この魚が発見されたのは「水深8178m」で、発見したのは日本の研究チーム。
これは非常に誇らしいことです!
深海で一番深い場所にいる生き物は?
もっとも深い場所で発見された生き物は「カイコウオオソコエビ」という、エビではない生き物です。
カイコウオオソコエビは「深度10,000m」を超える場所でも確認されています。
深海魚はどこで観れる?
深海魚を気軽に観たい場合は、やはり水族館に行くのがオススメ!
深海魚で有名な水族館には以下のような場所があります。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
深海魚って美味しいの?
結論から言うと「美味しい深海魚もいる」という答えになります。
普段食べているアンコウやキンメダイは、深海魚の仲間ですがとても美味しいですよね。
他にもたくさん美味しい深海魚がいるのでチェックしてみてください!(もちろん美味しくない深海魚もたくさんいます…)
深海の温度は何度ぐらい?
海の温度は海面の近くで高くなっており、水深が深くなるにつれて下がっていきます。
水深1,000mほどまでは順調に下がっていき大体2〜4度。
この辺りで温度変化は止まり、それより深い場所でもほとんど一定です。
しかし、深くなるにつれて圧力が上昇し水温が上がるという現象もみられます。
深海魚のオススメ図鑑は?
深海魚のオススメ図鑑を一つあげるなら「深海生物大辞典」です。
深海魚検定の公式テキストにもなってます。
写真が綺麗で見やすく、載っている深海魚の種類も多いです。
深海魚と地震は関係ある?
珍しい深海魚が発見されると「地震の前兆だ」と言われることが結構あります。
SNSで騒がれることも結構多いです。しかし、深海魚と地震に関係はありません。
最近深海魚が多く発見されているのは、深海魚の知名度が高まってきたことが原因とされています。
以前から珍しい深海魚は獲れていましたが、値段がつかないので捨てている漁師さんが多かった、ということです。

人間が深海に行くとどうなる?
人間が深海に行くと、肺が潰れます…。なので呼吸ができなくなります。
体全体が潰れるということはないですが、空気は圧力の影響を受けやすいので空気が溜まっている肺にダメージがあります。
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