こんにちは、タキです。
今回は、ドンコとして知られている「エゾイソアイナメ」について、詳しく解説します。
他の深海魚についても画像や動画を交えて紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
深海魚「エゾイソアイナメ」とは?
「エゾイソアイナメ」はタラ目の魚で、チゴダラ科に属する深海魚の一種です。
名前:エゾイソアイナメ
分類:脊索動物門タラ目チゴダラ科
大きさ:約 30 cm
生息水深:10〜300 m
エゾイソアイナメは「ドンコ」という名前がよく知られています。
三陸沖で親しまれており、とても美味しい深海魚です。
どこに住んでいる?
エゾイソアイナメは山口〜青森の日本海沿岸、三重〜岩手県の太平洋沿岸、北海道周辺など日本周辺に広く分布している深海魚です。
生息水深は10〜300mです。普段はかなり浅いところにも住んでおり、産卵期に深場に移動していきます。
そのため、旬の秋から冬の時期にはかなりの漁獲量があります。
どんな生態をしている?
エゾイソアイナメは、普段は浅い場所で生活していますが、産卵期になると深海にも移動していく深海魚です。
年齢を重ねるに従って、オスよりもメスのサイズの方が大きくなっていきます。
また、イソメなどの多毛類や甲殻類、イカや魚類などをエサとしています。
エゾイソアイナメの特徴
エゾイソアイナメの特徴は以下の通りです。その見た目と美味しさが大きな特徴です!
- 黒くて美味しくなさそうな見た目
- 実はとても美味しい
まずは「黒くて美味しくは見えない外見」です。
エゾイソアイナメは体が黒みがかっており、あまり美味しそうな見た目ではありません。底引き網漁で上がってくると、浮き袋が膨らんで口からはみ出ている個体もよく見かけます。
ですが「実はとても美味しいんです。」特に旬の時期は肝が最高で、三陸地方では非常に親しまれています。
「エゾイソアイナメ」は食べるとどんな味?
ここまでなんども説明してきましたが、「エゾイソアイナメ」はとても美味しいです!
全体的にクセがなく、身は綺麗な白身です。寒い時期は肝が非常に大きくなり、とても食べ応えがあります!
煮付けや味噌汁にして丸ごといただくのが、個人的なオススメの食べ方です。
他にも美味しい深海魚が知りたい、という方は以下の記事をどうぞ!
エゾイソアイナメに会える水族館は?
エゾイソアイナメは産卵期以外、比較的浅い場所で生活しています。そのため、水族館の展示も比較的簡単です!
「うみの杜水族館」や「加茂水族館」などで展示実績があります。特に、うみの杜水族館は三陸の展示が有名です。
ぜひ観に行って、彼らを観察した後は、実際に食べてみることをオススメします。
とにかく生きTA深海魚を観てみたい、という方はこちらの記事をご覧ください!
もっと深海魚が観たい人にオススメ
今回は深海魚「エゾイソアイナメ」について詳しく紹介してきました!
ですが、世の中にはまだまだ様々な深海魚がいます。
様々なテーマで深海魚をまとめているのでこちらからどうぞ。
もっと深海魚について知りたい方は、本を読むのもオススメです。
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