変な見た目・生態の深海魚10選:見た目も生き方も人と違いすぎ!

タキ
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こんにちは、タキです。

今回は「とにかく変な深海魚が観てみたい!」というあなたに、見た目・生態が変わっている深海魚を
厳選して紹介します。

低温・高圧の特殊な環境に住んでいる、変わった見た目や生き方の深海魚を解説します。この記事を読めば深海魚に興味が湧いてくるはず!

他にもたくさんの深海魚を特集しているので、興味がある方は他の「まとめ」もぜひ見てみてください。

深海生物まとめ
「深海生物まとめ」の記事一覧です。
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変な深海魚①「アズマギンザメ」

名前:アズマギンザメ
分類:脊索動物門ギンザメ目テングギンザメ科
大きさ:約1m
生息水深:約 2,600〜3,000 m

まずは天狗のような顔をした「アズマギンザメ」です。

鼻の部分が長すぎますよね?この部分は吻(ふん)と呼ばれる部位ですが、未だにここまで吻が発達した原因はよくわかっていません。生態も含めて謎の多い魚です。

ギンザメの仲間の大きな特徴の一つに、頭部と腹部にある「トゲの付いた交接器」があります。

普段は収納されていますが、交尾の際にはこれを伸ばしてメスを刺激したり体を巻きつけて固定したりします。非常に変な魚ですね!

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変な深海魚②「ゾウギンザメ」

名前:ゾウギンザメ
分類:脊索動物門ギンザメ目ゾウギンザメ科
大きさ:約 1.2 m
生息水深:250 m付近

「ゾウギンザメ」はゾウの鼻のような吻を持った深海生物です。

この吻の先には電気や化学物質を感知する機能が備えられていて、獲物を捉える際に利用しています。

そうして見つけた獲物たち(貝やヒトデ)を平たく尖った歯を使って、噛み砕いて食べます。

ゾウギンザメもアズマギンザメに負けず劣らず変な見た目をしています。シンガポールの水族館にたくさん飼育されていました。

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変な深海魚③「ニシオンデンザメ」

名前:ニシオンデンザメ
分類:脊索動物門ツノザメ目オンデンザメ科
大きさ:最大 7.3 m
生息水深:200〜600m

続いては泳ぐのがとても遅い「ニシオンデンザメ」です。

これまで調査されている魚の中で最も泳ぐのが遅いサメです。平均時速はなんと1.2kmと、赤ちゃんのハイハイぐらいの速度です。

また、このサメは寿命が脊椎動物の中で最も長いということで一躍有名になりました。調査の結果、最も年齢が上のニシオンデンザメは約400歳…。

信憑性に関してはまだ議論もありますが、非常に長生きであることは間違い無いでしょう。性成熟には約150年かかるとされており、体も性格ものんびりしたサメです。

グリーンランドなどの地域ではメジャーで、食用にもされているサメです。

変な深海魚④「ユウレイオニアンコウ」

名前:ユウレイオニアンコウ
分類:脊索動物門アンコウ目オニアンコウ科

続いては体が透明な「ユウレイオニアンコウ」です。

最近日本でも発見され、この名前がつけられることになりました。ユウレイオニアンコウは皮膚に色素を持っておらず、体が透明になっています!

深海に生息するアンコウの仲間は「オスがメスに寄生する」事が知られていますが、このアンコウも例外ではありません。

体に小さいオスがくっついている写真が出回っています…。

変な深海魚⑤「タテゴトカイメン」

名前:タテゴトカイメン
分類:海綿動物門多骨海綿目エダネカイメン科
大きさ:全長約 60 cm
生息水深:3,300〜3,400 m 付近

「タテゴトカイメン」は、なにこれ…と思ってしまうような見た目の深海生物です。

こんな見た目でもれっきとした動物なんです。カリフォルニア沖の深海で発見された生物で、ほとんど生態はわかっていません。

このハープの弦のような部分で他の生物(カニなど)を捉えると考えられています。

こんなのを深海で見つけたらめちゃくちゃ驚きますね…。なにがどう進化してここにたどり着いたのか。謎多き生物です…。

変な深海魚⑥「シギウナギ」

名前:シギウナギ
分類:脊索動物門ウナギ目シギウナギ科
大きさ:約 1.4 m
生息水深:300〜1,000m

続いてはウナギの仲間である「シギウナギ」です。

ひものように長細い体に、鳥のようなくちばしを持った顔がついています。頭のサイズに対して眼が大きく、太陽光が届くような水深ではとても役立ちます。

また、体には長い側線という感覚器官があり、これを使って敵が近づくのを察知します。

さらに特徴的な長いくちばしは獲物を絡め取るのに利用します。

変な深海魚⑦「ダイオウホウズキイカ」

名前:ダイオウホウズキイカ
分類:軟体動物門ツツイカ目サメハダホウズキイカ科
大きさ:約 2.5 m(外套長)
生息水深:約 2,000 m

こちらは「ダイオウイカ」より大きい「ダイオウホウズキイカ」です。

イカ類で最大なのはダイオウイカと言われていますが、体積ではダイオウホウズキイカの方が大きいとされています。ダイオウイカと同様に「マッコウクジラ」の胃の中から発見されています。

吸盤には鉤爪が並び、獲物を捕らえて離さない構造になっています。こんなイカに襲われたらひとたまりもないですね…。

巨体の割に意外と少食らしく、基本は漂っているだけの省エネ生活をしています!

500kgの巨体でも5kgの魚を食べれば200日も生きられる、と言われています。おそるべき燃費の良さです。

「化学合成生態系の生き物」

皆さん「化学合成生態系」って知ってますか?簡単に言うと化学合成によってエネルギーを得ている生態系のことです。

深海には、海底から噴出するガスのエネルギーを利用して生活している生物たちがいます。

ちなみに私たちは「光合成生態系」で、光合成によってできたエネルギーを元に生活をしている生態系です。

ほとんどの生物が「光合成生態系」なんですが、深海には光合成に頼らない生き方をしている生き物たちがいます。そんな変わった深海生物をご紹介します!

変な深海魚⑧「ユノハナガニ」

ユノハナガニ(Yunohana crab)【ロケ】日本科学未来館

名前:ユノハナガニ
分類:節足動物門十脚目ユノハナガニ科
大きさ:約 6 cm
生息水深:400〜1,600 m

まずは「ユノハナガニ」です。

海底にある、火山などによって熱水が出る場所「熱水噴出孔」の付近で確認されるカニです。100℃を超える場所でも確認されており、その耐熱性は非常に優れています。

眼は退化しているため感覚器で熱水を感知していますが、近づきすぎて死んでしまう個体もいます。

ちなみにこのカニは、熱水によって育つ海底細菌を食べて生活しています。

変な深海魚⑨「ゴエモンコシオリエビ」

ゴエモンコシオリエビ Goemonnkosioriebi Shinkaia crosnieri

名前:ゴエモンコシオリエビ
分類:節足動物門十脚目コシオリエビ科
大きさ:約 5 cm
生息水深:700〜1,600 m

こちらは、石川五右衛門から名前をもらった「ゴエモンコシオリエビ」です。

このエビは「熱水噴出孔」から数十cm〜数m離れたところで暮らしています。

深海は餌が少ないため生き物の数も少ないですが、彼らは深海とは思えないような圧倒的な生物密度の高さで生活しています。

とても窮屈そうですが、それだけ餌が豊富ということです。ゴエモンコシオリエビは自分の体に生えた毛に細菌を飼っており、増殖した細菌を食べて生活しています。

変な深海魚⑩「ガラパゴスハオリムシ」

Fiery Riftia Tube Worms Near Guaymas Basin Vents | Nautilus Live

名前:ガラパゴスハオリムシ
分類:環形動物門ケヤリムシ目シボグリヌム科
大きさ:約 3 m
生息水深:2,000〜2,670 m

「ガラパゴスハオリムシ」は、ハオリムシの仲間で最大になる種類です。

日本で見られるハオリムシは「サツマハオリムシ」が有名です。鹿児島 いおワールドで観ることができます。

真っ赤な部分がエラで、この赤みはヘモグロビンによるものです。人間のヘモグロビンよりも巨大で、硫化水素と酸素を同時に運ぶことができる構造をしています。

この硫化水素を体内に住む微生物に渡し、微生物は有機物を作り出します。

ハオリムシはこの有機物のみで生活しているため消化器官を持ちません。まるで宇宙の生き物です。

変な深海魚に会いたい人にオススメの水族館

深海魚大国かつ水族館大国である日本には、変な深海魚に出会える水族館もあります。

ぜひ実際に訪れて、実際に動き回る姿を観て楽しんでみてください。そして水族館の魅力を感じてください。

この中でも特に深海魚で有名なのは静岡県の「沼津港深海水族館」と愛知県の「竹島水族館」です。

迷ったらこちらに行ってみてください。特に沼津港では深海魚を食べることも出来ます!

生きた深海魚に出会える水族館について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。

もっと深海魚を知りたい人にオススメの記事

今回は「変な見た目・生態の深海魚」というテーマで深海魚を紹介してきました。

ですが、世の中にはまだまだ様々な深海魚がいます。

他のテーマについてもまとめているのでこちらからどうぞ。

もっと深海魚について知りたい方は、本を読むのもオススメです。

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