ご存知の方も多いかもしれませんが、世界で一番大きいクジラは「シロナガスクジラ」です。シロナガスクジラは、植物を除く生き物で考えても世界最大です。
そんな巨大な体を持つシロナガスクジラの大きさは一体何mぐらいあるのか、そして日本で「シロナガスクジラ」に会うことはできるのか、そんな疑問に答えていきます。
世界最大の「シロナガスクジラ」の大きさは?
世界最大のクジラは「シロナガスクジラ」で、これはクジラ以外の全ての生物を含んでも最大の大きさです。植物を生き物として入れると最大では無くなってしまうので、ここでは植物は含んでいません。
そんなシロナガスクジラの大きさは「最大で約34m」と言われています。34mというのは11階建てのビルに相当する大きさなので、近くに大きなビルがある方は一度比べてみてください。
最大で約34mと言われていますが、全長はオスで24〜26m・メスで25〜27mぐらいのことが多く、メスの方がオスよりも若干大きくなる傾向があります。
また、体重は150tを超えることもあります。150tと言われてもなかなか想像がつかないかもしれませんが、普通の車の重さが1.5〜2tほどなので、途方もない重さですね…。
「世界最大の魚」は何?
世界最大のクジラ・生物は「シロナガスクジラ」ですが、世界最大の魚は一体どんな種類でしょうか?
答えは水族館の人気者「ジンベエザメ」です。世界一大きい魚に水族館で会えるというのは、よく考えると非常に驚くべきことかもしれません!
水族館で観るジンベエザメもかなり大きく感じますが、体長は最大のものでも20mほど(体重は約19t)なので、シロナガスクジラと比べると霞んでしまいますね…。
クジラに会える水族館が日本にある?
さすがに超巨大な「シロナガスクジラ」に生きた状態で会える水族館は今のところありませんが、日本にはクジラに会える水族館もいくつか存在します。
そもそもクジラとは、哺乳類のクジラ目に分類される生き物で、実は「ヒゲクジラ」と「ハクジラ」の2つのグループがあります。であり、この「ハクジラ」の中にイルカやシャチも含まれています。
ただ、一般的にはクジラ目に含まれるもののうち、体長約4m以上のものがクジラと呼ばれており、この定義に従うと以下のような水族館が挙げられます!
シャチやシロイルカは体長が4mを超えているので立派な「クジラ」です。シャチに会える水族館として有名な「名古屋港水族館」や「鴨川シーワールド」はクジラに会うのに打ってつけの水族館と言えます。
また、「太地町立くじらの博物館」や「八景島シーパラダイス」などの水族館では、「オキゴンドウ」や「ハナゴンドウ」と呼ばれるクジラに会うことができます。
クジラに会える博物館もある?
標本や模型という形ではありますが、クジラに会える博物館も日本には存在します。
- 国立科学博物館:シロナガスクジラの大模型(全長30m)
- 大阪市立自然博物館:ザトウクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラの骨格標本
- 倉敷市立自然史博物館:ニタリクジラの骨格標本
どれも生きている姿ではありませんが、クジラの大きさを体感できる、という意味では標本や模型を見るのも非常に楽しいと思います。
特に東京の上野公園内にある「国立科学博物館」は1日では回りきれないほど内容が充実していてオススメなので、ぜひ行ってみてください!科学が好きな人は絶対に気に入ります。
クジラに会えるツアーもある
どうしても生きている大きなクジラに会いたい!、という人にオススメなのがホエールウォッチングのツアーです。
馴染みのない方も多いかもしれませんが、日本にもクジラに会えるツアーが沖縄や鹿児島で各種用意されています。会えるクジラの種類はこんな感じです。
- ザトウクジラ
- マッコウクジラ
- イワシクジラ
- ニタリクジラ など
残念ながらシロナガスクジラは含まれていませんが、クジラに遭遇できなかったら返金など、保証がついているツアーもあるので、一度体験してみてはいかがでしょうか?
まとめ:日本でもクジラに会える!
今回は、世界最大の哺乳類である「シロナガスクジラ」の大きさや、日本でクジラに会える場所を紹介してきました。
シロナガスクジラの大きさは最大で約34m、重さは150t以上になります。また、日本でクジラに会える場所は下記の通りです。
- 太地町立くじらの博物館
- 名古屋港水族館
- 八景島シーパラダイス
- 鴨川シーワールド
- 国立科学博物館
- 大阪市立自然博物館
- 倉敷市立自然史博物館
- ホエールウォッチング
個人的なおすすめはやはりホエールウォッチングです!目の前で巨大なクジラの生き様を感じられるのは最高です。
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