日々の仕事疲れや人間関係に加えてコロナウイルスによる活動自粛など、ストレスが溜まっている人も多いはず。
そんな人にオススメなのが「水族館に行くこと」です。水族館で癒された経験がある人もいると思いますが、それもそのはず、水族館の癒し効果には科学的根拠があります!
ということで今回は、水族館の癒し効果やストレス軽減効果について簡単に解説していきます。
個人的にオススメの水族館も紹介しているので、参考にしてみてください。
「水族館の癒し」には科学的根拠あり?
「水族館の癒し」の研究は多くありませんが、心拍数低下や気分の上昇が実際に認められています。
2015年7月、イギリスの国立水族館とプリマス大学、エクセター大学が発表した論文では、以下のような結果が発表されています。
We found that increased biota levels were associated with longer spontaneous viewing of the exhibit, greater reductions in heart rate, greater increases in self-reported mood, and higher interest.
Deborah C., Mathew P. W., Sabine P., Wallace J. N. and Michael H. D.: Biota and Psychological Well-Being: A Preliminary Examination of Dose–Response Effects in an Aquarium Setting, Environment and Behavior, 48(10) 1242–1269 (2015).
これを簡単にまとめるとこんな感じです。
- 生物種が増えると展示を観る時間が増える
- それに伴って心拍数が低下する
- さらに気分が良くなる
- 興味も湧いてくる
この研究では、特定の展示を用いて、気分や血圧・心拍数を鑑賞の間に測定しています。
すると、最初の5分で対象者の血圧値や心拍数が低下しました。さらに続く5分で次第に落ち着いて、リラックスした気分になっていきました。
またこの効果をより大きくするためには、海洋生物の数や種類を増やす必要があると言います。その方が水槽前で過ごす時間が長くなるからです。
実際に水族館で体感している人も多いかもしれませんが、このように水族館の癒し効果がストレスを低減してくれることは、科学的に証明されています!
ぜひ近くにある水族館に行って、ストレス解消に役立ててください。
水族館で「癒し効果」を与えてくれるもの
先ほど水族館の展示を観ることで心拍数低下や気分が良くなる、と言ったことをお伝えしました。
しかし水族館には、ただ展示を行う以外にも癒しを感じられる工夫がたくさんあります。
癒し効果は水族館の努力の賜物なんです!
- 動物と戯れるプログラム
- 薄暗い照明の館内
- 巨大な水の塊
- ゆらゆら揺れるクラゲ
- 太陽光と水の揺らぎ など
可愛い動物と遊ぶととても癒されます。イルカにタッチできたり、一緒に泳いだり、アシカのショーに参加したり、様々なプログラムが用意されています。
また、巨大な水の塊は癒しにはもってこいです。大規模水族館の大水槽をみていると、没入感や清涼感を感じられて気持ちいいです。海に浮かんでいるような浮遊感も最高です。
あと最近話題なのはクラゲです。山形の加茂水族館はクラゲで大ブーム。京都水族館も新しいクラゲ展示を始めました。クラゲの癒しに魅了される人が増えていることが分かります。
このように、水族館は癒しを感じられる工夫をたくさん行なっています。
ぜひ、実際に行ってそれをチェックしてみてください!
「癒し効果」を得るのにオススメの水族館
ここまで水族館のストレス低減効果や癒しの効果について説明してきました。
そんな効果を存分に感じられる、個人的にオススメの水族館を10個こちらに紹介します。
それぞれのリンク先で、詳しい見どころを読むことができます!
もちろんここに紹介した水族館以外にも、癒しを感じられる・ストレスを軽減できる水族館はたくさんあります。
ぜひ、あなたのお気に入りの水族館を見つけて癒されてください!
まとめ:水族館で癒されよう
今回は、水族館のストレス低減や癒し効果について解説してきました。
日々のストレスで疲れている人は、ぜひ近くの水族館に行って動物や水族館の雰囲気に癒されてください!
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