皆さんは水族館に行って、思わず高いな〜と思ったことはないですか?
もちろん世の中には安い水族館もありますし、なんと無料の水族館もあります。
しかし、人気のある大きな水族館が高いのは事実です。昨今のインフレ影響もあり、値上げしている水族館も増えてきました。
ということで今回は、値段が高い水族館をランキング形式で紹介しようと思います!それぞれ、安く買えるオンラインチケットも紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
水族館はなぜ高い?
ランキングに入る前に、簡単に水族館が高い理由を紹介しておきます。
主な理由はこんな感じです。実際に今回ランクインしている水族館も民営の水族館ばかりです。
- 民営の水族館は入館料が高いから
- 莫大な電気代がかかるから
- 管理のための人件費がかかるから
- 人気の生き物のエサ代が高いから
- 海水の輸送コストがかかるから
確かにこれに当てはまるな〜と思いながら今回の記事も読んでいただければと思います!
水族館が高い理由について、詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
10位:マリーンワールド 海の中道(福岡県)
第10位は福岡県福岡市にある「マリンワールド海の中道」です。大人の入館料は2,500円です。10位から結構なお値段と思う人もいるかもしれません。
「マリンワールド海の中道」は「九州の海」をテーマとした九州最大の水族館で、入館料は高めですがその分規模も申し分ありません。日本のTOP 10に入る大水槽もあります。
2017年に、水族館プロデューサーの中村元さんも携わってリニューアルを行い、大きく生まれ変わった水族館です。そのおかげで、水の浮遊感や癒しを感じられる展示が増えるとともに、「九州の海」というテーマを持って大きく生まれ変わりました。
ぜひそのテーマをたっぷりと感じてください!
10位:新江ノ島水族館(神奈川県)
同率の第10位は、神奈川県にある「新江ノ島水族館」です。こちらも大人の入館料は2,500円となっています。
「新江ノ島水族館」はデートスポットとしても人気の大規模水族館で、相模の海を展示した大水槽もあります。
また、シラスの常設展示や深海魚に関する展示が見所で、化学合成生態系の展示もあるため深海魚好きにはたまりません。
江ノ島・鎌倉観光とともに訪れてみるのがオススメです!
7位:大分マリーンパレス うみたまご(大分県)
第7位は、大分県大分市にある「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」です。7位は同率で3つの水族館があり、大人の入館料は2,600円です。
「うみたまご」は「伊勢シーパラダイス」で人気のふれあいを、一早く取り入れたことで知られる水族館でもあります。建物の半分近くが屋外展示で、距離の近いパフォーマンスが魅力です。
セイウチが観覧フロアまで出てきてくれたり、ハイイロアザラシのショーがあったりと、他の水族館とは違ったパフォーマンスを感じることが出来ます!
7位:城崎マリンワールド(兵庫県)
同率の第7位は兵庫県豊岡市にある「城崎マリンワールド」です。大人の入館料は2,600円です。
「城崎マリンワールド」は、水族館の枠にハマらないことを目指している、非常に面白い水族館です。展示も他の水族館とは一味違ったものが多く、新しい水族館を感じてみたい、という人にオススメです。
パフォーマンスにも定評があり、屋外にあるスタジアムは、入江の地形をそのまま使っており見応えがあります。そこにイルカ・アシカ・セイウチなどがやってきて行われるパフォーマンスは必見です!
スタジアムには洪水が起きる仕掛けが施されており、水柱が空に噴き上がるシーンも見逃せません。
7位:登別マリンパークニクス(北海道)
同率第7位の3つ目は、北海道にある「登別マリンパークニクス 」です。こちらも大人の入館料は2,600円です。
「登別マリンパークニクス」は大きなお城の中に海の生き物たちが暮らす、珍しい水族館です。外見だけでなく、展示にもSNS映えするスポットが多く、とても楽しめます。
また、ペンギン館からやってくる「オウサマペンギン」の散歩は見逃せません。北海道の気候を活かして、夏でもこのペンギンパレードが観られるのは嬉しいですね。
規模も大きく、いつもと違った水族館を楽しめるはずです。デートスポットとしても最高の雰囲気です。
6位:海遊館(大阪府)
第6位は大阪府大阪市にある「海遊館」です。大人の入館料は2,700円となっています。
日本人に親しみの深い「海遊館」は日本で6番目に高い水族館ということになりますが、日本で2番目に大きい水族館でもあります。値段は高めですが、その分展示の規模も大きく数時間以上楽しめる施設です。
日本の水族館と言えば「海遊館」という方も多いと思います。「美ら海水族館」も有名ですが、海遊館の方がUSJも近くてアクセスが良いので、個人的にオススメです。
海遊館には「生物をより自然に近い姿で観察してもらいたい」という考え(生態展示)があり、海遊館にはよく水族館にあるようなショーがありません。イルカショーもアシカショーも無いです。
しかし、そのおかげで自然のままの動物の姿をたくさん観察することができます。海遊館独自の良さをぜひ感じてみてください。
5位:サンシャイン水族館(東京都)
第5位は東京県豊島区のサンシャインシティにある「サンシャイン水族館」です。 2023年3月からの値上げを発表し、2023年6月からは年間パスポートを廃止します。改定後の大人の入館料は2,600〜2,800円です(変動性)。
サンシャイン水族館は都会にあるオアシス的存在として親しまれている水族館で、入場者数も日本のTOP10に入るほど人気です。規模はそこまで大きいわけではありませんが、その分工夫を凝らした展示が充実しています。
都心にありながら、水の浮遊感や没入感が得られるということで大人気です!
4位:鳥羽水族館(三重県)
第4位は三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」です。大人の入館料は2,800円です。
鳥羽水族館は、全国的にはあまり有名ではないかもしれませんが、日本で3番目に大きい水族館です。展示の規模も種類もかなり充実しています。
実はこの「鳥羽水族館」は、飼育種数で日本一を誇る水族館で、その数はなんと1,200。色んな生き物を見てみたい!という人にはうってつけの水族館です。
種類が多い分、それぞれの水槽が大きいのも特徴で、日本で唯一のジュゴンの展示も行われています。アクセスはあまり良くないかもしれませんが、わざわざいく価値のある水族館です。
3位:横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
第3位は神奈川県横浜市にある「八景島シーパラダイス」です。大人の入館料は3,000円です。
第3位にもなると、入館料は3,000円を超えてきます。ここまで来るとちょっと高いなーと思いますね。ただ、水族館としてはかなりお高めの設定ではありますが、それに見合うぐらい展示も充実しています。
水族館も大きく4つのエリアからなっており、それぞれの楽しみ方があります。
- アクアミュージアム
- うみファーム
- ドルフィンファンタジー
- ふれあいラグーン
楽しみきれなかった…となる可能性も高いので、丸一日遊ぶつもりで行った方がいいと思います。屋外施設も多いので、晴れの日を狙いましょう!
2位:鴨川シーワールド(千葉県)
第2位は千葉県鴨川市にある「鴨川シーワールド」です。入館料は大人で3,300円です。
入館料は高いですが、「鴨川シーワールド」は日本4位の大きさを誇っています。これは関東で一番の大きさです。
「鴨川シーワールド」の見どころといえばやはり大規模な「ショー」です。ベルーガ・イルカ・アシカなどのショーを観て一日中楽しむことができます。
その中でも絶対に見逃せないのが「オーシャンスタジアム」で行われるシャチのパフォーマンスです!大迫力のパフォーマンスを間近で体験することができます。
前の方の席に行けばずぶ濡れになることもできます(笑)スタジアムの一体感も生まれて最高ですが、夏に行くのがおすすめです。
1位:アドベンチャーワールド(和歌山県)
第1位は、和歌山県西牟婁群にある「アドベンチャーワールド」です。入場料はなんと大人で5,300円です。
1位は一気に値段が上がりましたね。とはいえアドベンチャーワールドは水族の展示だけにとどまらず、動物園も一体となった施設です。
パークはサファリワールド・マリンワールド・エンジョイワールドなどからなっており、遊園地的な施設もあります。海の生き物以外の規模も非常に大きく、その値段以上に丸一日楽しむことができます。
パフォーマンス会場である「ビッグオーシャン」では、その名の通り、大きな海のようなプールで迫力のショーが行われます。
可愛い「パンダ」を観るついででも構いません。スピード感たっぷりのショーを間近で体感できるので、ぜひ和歌山まで足を運んでみてください。
まとめ:水族館に行こう
今回は日本の「入館料が高い水族館」をランキング形式で紹介しました。日本で一番高い水族館は、和歌山県にある「アドベンチャーワールド」です。
ただ、アドベンチャーワールドは動物園とも言える施設なので、純粋な水族館で考えると「鴨川シーワールド」が日本一高い水族館と言えるかもしれません。
「高い」と聞くとマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、その分訪れた人たちを楽しませるためのパフォーマンス・イベント・展示が充実しているという意味でもあるので、興味があれば一度行ってみることをオススメします!