今回は「深海に住むアナゴ類について知りたい!」というあなたに、深海アナゴ達を紹介します。
深海に住んでいるアナゴ達は美味しい種類もいて、意外と身近です。もしかしたら気づかずに食べているかもしれません。
他にもたくさんの深海魚を特集しているので、興味がある方は他の「まとめ」もぜひ見てみてください。
深海のアナゴ①「コンゴウアナゴ」
和名:コンゴウアナゴ
分類:脊索動物門ウナギ目ホラアナゴ科
大きさ:最大 60 cm
生息水深: 365〜2,620m
まず紹介するのは「コンゴウアナゴ」です。
おちょぼ口がチャームポイントで、キモカワイイ見た目をしているアナゴです。
日本近海を含め、南アフリカ沖やハワイでも捕獲されています。
コンゴウアナゴは腐肉食性で、死骸や弱った生き物に群がります。深海の掃除屋として活躍している深海アナゴです。
食用とされることはほぼありませんが、味はそこまで悪くないようです。見かけたらトライしてみたいですね!
深海のアナゴ②「ホラアナゴ」
和名:ホラアナゴ
分類:脊索動物門ウナギ目ホラアナゴ科
大きさ:約 1 m
生息水深:290〜2,400m
続いてのアナゴは「ホラアナゴ」です。
オキアナゴとはうって変わって、深海魚らしい怖い顔つきをしています。
太平洋沿岸などに広く分布しており、アナゴらしくない大きな口を持って、深海の餌に群がっている様子が確認されています。
こんな見た目をしていますが味は結構いけます。蒲焼きにすると美味しいと評判なので機会があれば是非!
深海のアナゴ③「イラコアナゴ」
和名:イラコアナゴ
分類:脊索動物門ウナギ目ホラアナゴ科
大きさ:約 1 m
生息水深: 230〜3,200m
続いて紹介するのは「イラコアナゴ」です。
ホラアナゴと同じ科に属しており、見た目もほとんど同じですが違う種類です。
こちらもホラアナゴと同様に蒲焼きにすると美味しいです。そのため、スーパーなどで「穴子の蒲焼き」として販売されていることもあります。
もしかすると、気づかないうちに食べているかもしれません!原材料のところをチェックしてみましょう。
深海のアナゴ④「ミナミアナゴ」
↑写真が無かったので、ぼうずコンニャクさんのHPを拝借しています。
和名:ミナミアナゴ
分類:脊索動物門ウナギ目アナゴ科
大きさ:約 60 cm
生息水深: 300〜535m
続いて紹介するのは「ミナミアナゴ」です。
イラコアナゴやホラアナゴより生息水深が浅く、見た目はマアナゴに近い魚です。
千葉県以南の太平洋沿岸に生息し、底引き網漁に混ざってくることがあります。
ですが、産地でも食用とはされておらず、味はあまりよくないようです。残念ながら脂が少なく、旨味がないアナゴです…。
深海のアナゴ⑤「オキアナゴ」
↑写真が無かったので、ぼうずコンニャクさんのHPを拝借しています。
和名:オキアナゴ
分類:脊索動物門ウナギ目アナゴ科
大きさ:最大 約50cm
生息水村: 150〜830m
最後に紹介するのは「オキアナゴ」です。
見た目はそこまで深海魚っぽくなく、普通に食べれそうじゃないでしょうか?
日本近海に広く分布しており、底引き網漁などに混ざって獲れる魚です。
食用としての認知度は低いですが、食べられます!ただ、皆さんが普段食べるマアナゴより小骨が多く、脂が少ないです。
そのため天ぷらなどにして食べるのが美味しい魚です。
様々な深海生物に出会える水族館
深海魚大国かつ水族館大国である日本には「深海魚に出会える水族館」もあります。
ぜひ実際に訪れて、実際に動き回る姿を観て楽しんでみてください。
そして水族館の魅力を感じてください。
この中でも特に深海魚で有名なのは静岡県の「沼津港深海水族館」と愛知県の「竹島水族館」です。迷ったらこちらに行ってみてください。
特に沼津港では深海魚を食べることも出来ます!
深海魚に会える水族館についてはこちらの記事をどうぞ!
深海魚はまだまだ不思議がいっぱい
今回は「深海に住んでいるアナゴたち」というテーマで深海魚を紹介してきました。
ですが、世の中にはまだまだ様々な深海魚がいます。
他のテーマについてもまとめているのでこちらからどうぞ。
もっと深海魚について知りたい方は、本を読むのもオススメです。
コメント