深海に住んでいる貝11選:クリオネも実は貝の仲間!

タキ
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こんにちは、タキです。

今回は「深海に住む貝類について知りたい!」というあなたに、深海貝達を紹介します。

深海に住んでいる貝たちには、共生細菌を体に住まわせて一緒に生活している種類が多いです!

他にもたくさんの深海魚を特集しているので、興味がある方は他の「まとめ」もぜひ見てみてください。

深海生物まとめ
「深海生物まとめ」の記事一覧です。
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深海の貝①「ハダカカメガイ」

和名:ハダカカメガイ
分類:軟体動物門ハダカカメガイ科
大きさ:約 1〜3 cm
生息水深:0〜600 m

まず紹介するのは「ハダカカメガイ」です。

皆さんはクリオネという名前で親しんでいるはずです!

「海の妖精」としてテレビや水族館で紹介されていたクリオネですが、実は巻貝の仲間です。貝殻は退化して持っていません。

可愛らしい姿が人気ですが、食事の際は頭をぱかっと開いて獲物に食らいつきます…。

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深海の貝②「タルガタハダカカメガイ」

和名:タルガタハダカカメガイ
分類:軟体動物門目ハダカカメガイ科
大きさ:約 2.5 cm

続いて紹介するのは「タルガタハダカカメガイ」です。

樽のような形をしたクリオネです。

暖かい海に住んでおり、危険を察知すると丸い体に頭や翼足(手のように見える部分)を隠します!

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深海の貝③「ヒラノマクラ」

第1回 深海生物フォトグラファーの表の顔は
すごくきれいな深海生物の写真を撮りまくっているフォトグラファーがJAMSTECにいると聞いて、今回も訪れました横須賀本部。うかがってみると写真撮影が本業ではないらしい。何者? まずは美しくも不思議な深海生物の写真からどうぞ!

↑上記のHPで綺麗な写真が見れます!

和名:ヒラノマクラ
分類:軟体動物門イガイ目イガイ科
大きさ:約 2 cm
生息水深:150〜715 m

続いて紹介するのは「ヒラノマクラ」です。

クジラの骨の表面で食い込むように暮らしているのがこの貝です。

微生物がクジラの骨を分解すると、その過程で硫化水素という物質が出てきます。

この硫化水素を利用して生きているのが「ヒラノマクラ」です。エラの中にいる細菌がここからエネルギーを作り出しています。

ヒラノマクラの細長いバージョン「ホソヒラノマクラ」という種類の深海貝もいます。「ホソヒラノマクラ」はエラではなく、細胞の中に共生細菌を住まわせており、進化がさらに進んだ種類と言えます。

深海の貝④「オオナミカザリダマ」

出典:Wikipedia

写真はオオナミカザリダマの仲間

和名:オオナミカザリダマ
分類:軟体動物門タマガイ科
大きさ:約 2.5 cm
生息水深:225 m

続いて紹介するのは「オオナミカザリダマ」です。

水玉模様の軟体部を持っている巻貝です。

オオナミカザリダマを含むタマガイ科の貝は肉食なので、他の二枚貝を襲って食べます。

この貝は海底に沈んだクジラの骨の周辺でよく見つかります!

深海の貝⑤「ウロコフネタマガイ」

和名:ウロコフネタマガイ
分類:軟体動物門
大きさ:約 3 cm
生息水深:2420〜2430 m

続いて紹介するのは「ウロコフネタマガイ」です。

英語ではスケーリーフット(ウロコのある足)、と呼ばれるウロコを持った珍しい貝です。

ウロコを持っている巻貝というのは、知られている限りこの種類だけ!

このウロコには硫化鉄が含まれていますが、その作り方について、詳しいことはまだあまりわかっていない状態です。

深海の貝⑥「シロウリガイ」

和名:シロウリガイ
分類:軟体動物門マルスダレ目オトヒメハマグリ科
大きさ:約 11 cm
生息水深:750〜1,200 m

続いて紹介するのは「シロウリガイ」です。

真っ白の殻の中に真っ赤なエラを持つ貝。

このエラには多数の最近が生息しており、海水に含まれる硫化水素を取り込んで有機物を作ってくれます。

シロウリガイはこの有機物を利用して生活しています。

消化管も退化しており、彼らがいなければ生きていくことができません。

ワダツミウリガイという仲間も深海に生息しています!

深海の貝⑦「アルビンガイ」

和名:アルビンガイ
分類:軟体動物門ハイカブリニナ科
大きさ:約 5 cm
生息水深:1,400〜3,630 m

続いて紹介するのは「アルビンガイ」です。

こちらは熱水噴出孔に暮らす貝です。熱水噴出孔とは地球の火山活動で温められたお湯が吹き出す場所です。ここから噴出されるガスを利用して、アルビンガイは暮らしています。

仕組みはシロウリガイと同じで、共生細菌が作り出した有機物を栄養として確保しています!

深海の貝⑧「アブラキヌタレガイ」

和名:アブラキヌタレガイ
分類:軟体動物門キヌタレガイ目キヌタレガイ科
大きさ:約 2〜3 cm
生息水深:200〜1,000 m

続いて紹介するのは「アブラキヌタレガイ」です。

深海から浅瀬にまで見られる二枚貝です。

形もサイズも色も、光沢もゴキブリの卵そっくりの貝です…。僕の大嫌いな見た目をしています。

この貝も共生細菌を飼っており、彼ら無しには生きていくことができません!

深海の貝⑨「ヨモツヘグイニナ」

【貴重】深海巻貝のヨモツヘグイニナ。熱水噴出孔、チムニー。

和名:ヨモツヘグイニナ
分類:軟体動物門ハイカブリニナ科
大きさ:約 2 cm
生息水深:約2,000 m

続いて紹介するのは「ヨモツヘグイニナ」です。

熱水噴出孔周辺に現れる貝です。

湧き上がる熱水のすぐそばで生活していますが、熱水が暑すぎて死んでしまう者もいます。

彼らも共生細菌を住まわせており、共存しながら生活しています。

深海の貝⑩「オウウヨウラク」

和名:オウウヨウラク
分類:軟体動物門アクキガイ科

続いて紹介するのは「オウウヨウラク」です。

深海の貝類は名前がカッコイイものが結構多いです。

オウウヨウラクは、浅場ではアサリやカキを食べるとして非常に評判の悪い貝です。

鹿児島県沖にあるクジラの骨の、周辺でよく見つかる貝です。

深海の貝11「ベニシボリの仲間」

写真は別の種類です。

種類:ベニシボリの仲間
分類:軟体動物門ベニシボリガイ科
大きさ:約 3 cm

続いて紹介するのは「ベニシボリの仲間」です。

鯨骨の周りの泥の中から採集された、美しい巻貝の一種です。

浅い海では綺麗な巻貝として、非常に人気なベニシボリガイ科の仲間。

その深海バージョンがいました。真っ暗な場所にも、このように美しい生物が生活しています!

様々な深海生物に出会える水族館

深海魚大国かつ水族館大国である日本には「深海魚に出会える水族館」もあります。

ぜひ実際に訪れて、実際に動き回る姿を観て楽しんでみてください。

そして水族館の魅力を感じてください。

この中でも特に深海魚で有名なのは静岡県の「沼津港深海水族館」と愛知県の「竹島水族館」です。迷ったらこちらに行ってみてください。

特に沼津港では深海魚を食べることも出来ます!

深海魚に会える水族館についてはこちらの記事をどうぞ!

深海魚はまだまだ不思議がいっぱい

今回は「深海に住んでいる貝たち」というテーマで深海生物を紹介してきました。

ですが、世の中にはまだまだ様々な深海魚がいます。

他のテーマについてもまとめているのでこちらからどうぞ。

もっと深海魚について知りたい方は、本を読むのもオススメです。

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